日焼けすると眠くなるのはなぜ?原因は疲労や体力消耗?

日焼けしたあとに眠くなることって、ありますよね。

家族で海やプールに出かけたあと、泳いでいないのにもかかわらず妙に眠くなったり…


日焼けしたあと、眠くなる人は多いのですが、これも紫外線が原因となっています。

紫外線を長時間浴びると、体力消耗し疲労することが分かっているのです。

日焼けするとお肌が赤くなったりヒリヒリ痛くなることがありますね。

それはお肌に出る症状ですが、眠くなるのは目から入る紫外線が原因といわれています。

目から吸収される紫外線が、身体の疲労や体力消耗を招いているのです。


今回は、日焼けすると眠くなるメカニズムについて、くわしく説明します。



目次

日焼けすると眠くなる原因

紫外線をたくさん浴びると肌は日焼けします。

同時に、とても眠くなることもありますね。

眠くなる原因は、日焼けと同じ紫外線です。

日焼けしたお肌は肌色が変化したり熱を持ったりします。

これは、皮膚が軽く火傷をしているのと同じことです。

肌が大きなダメージを受けるわけですので、これだけで体力消耗します。

つまり日焼けして眠くなる状態は、身体が疲労し休息を求めているのです。


日焼けで眠くなるのは活性酸素による疲労

日焼けの症状は皮膚の表面だけに現れているように思うかもしれません。

しかし、紫外線は体内にもダメージを与えます。

それが、活性酸素です。

活性酸素は私たちの身体の中に、もともと存在しているものです。

本来は、身体にとってよくないものを退治したり排除するために働いています。

でもこの活性酸素が増えすぎると、健康な細胞も攻撃してしまうことがあるのです。

これにより、疲労したり老化を招いたりします。

体内で活性酸素が増える原因はいろいろありますが、紫外線もその原因の一つです。

紫外線を浴びすぎると、お肌の表面では日焼けが起こり、内側では活性酸素が発生して疲労感をもたらしてしまうのです。



日焼けで眠くなるのは脳疲労も原因

日焼け対策というと、日焼け止めクリームを塗ったり日傘や帽子を利用したり…
というのが一般的な方法でしょう。

日焼け止めクリームはもちろん効果的ですが、目への紫外線対策はできません。

日焼けで眠くなる原因の一つに、目から入る紫外線によって脳が疲労することがあります。

脳疲労とは、脳の中に活性酸素が増えている状態です。
なんだか、とてもいやな感じですよね。

目から紫外線が入ると、それが信号となって脳に伝わります。
そして、メラニン色素を作るよう指令が出されるのです。

これは、紫外線が身体に与えるダメージを軽くするためです。
でも、その状態が長く続くと、脳にはストレスがかかったままの状態になり疲労が進むのです。



日焼け対策にはサングラスも併用したい

目から入る紫外線をできるだけシャットアウトするには、サングラスが有効です。

マラソンランナーがサングラスをかけて走っている姿をよく見かけると思います。

それは、サングラスで目に対する紫外線対策を行うことで、脳の疲労感をおさえるためなんですね。


ただし、サングラスであればなんでもいいというわけではありません。
紫外線99%以上カットのサングラスを使うこと、そして薄めの色のものを選ぶことが大切です。


意外かもしれませんが、サングラスは薄い色のものをかける方が、目の奥に紫外線が届きにくくなるのです。
でも、必ず紫外線カット効果のあるものを使ってくださいね。



まとめ

日焼けのあと眠くなる原因について、説明しました。
まとめると、眠くなる原因は次の二つです。

  1. 日焼けによるダメージによる体力消耗

  2. 目から入る紫外線による脳疲労



これで、海で泳がず寝っ転がっているだけでも、だるさや疲労感を感じる理由がわかりましたね。

日焼け止めクリームや日傘だけでなく、目の紫外線対策としてサングラスもしっかり活用するようにしましょう。


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