肌荒れして汁が出る原因と対策は?健やかな肌を作ろう!

皮膚炎、アトピー、湿疹などの肌荒れは、かゆみの症状がありますよね。

掻き壊してしまったり、摩擦で皮膚がめくれてしまったり。

そんな時に汁や膿のようなものが出てきてしまいますよね。

治りが遅くなったり、悪化したりするかも…。と心配になります。

そこで今回は

  1. 肌荒れから出る汁の正体は?
  2. 肌荒れから汁が出る原因は?
  3. 日頃からできる対処法・予防法は?

の3つについてお話していこうと思います。

目次

肌荒れから出る汁の正体は?

肌荒れした部分から出てくる汁は、早く肌が修復するために必要な浸出液です。

その浸出液がでてきてしまうということは、肌を治そうと頑張ってくれているのに、邪魔をしている状態ということになります。

肌荒れした部分に、固まった浸出液が肌を覆っている状態が健康な肌に導いてくれる一番の近道です。

肌荒れから汁が出る原因は?

湿疹・皮膚炎

肌荒れは基本的に肌のバリア機能の低下が原因で起こるものです。

バリア機能が低下してしまった肌に刺激が加わると、簡単に湿疹や炎症が起きて肌荒れしてしまいます。

湿疹や炎症は、かゆみを伴うことが多く、掻かないようにしていても掻き壊してしまうというケースも少なくありません。

湿疹や炎症が起きているときは、体に普段からいる常在菌やカビ菌が悪さをしています。

肌のバリア機能が低下しているといつもは大丈夫でも、簡単に菌が入り込んで肌荒れを引き起こしてしまいます。

菌の感染によって、ジュクジュクとした肌になってしまい、汁が出てきてしまうのです。

切り傷・かすり傷

何気なく生活していると、切り傷やかすり傷ができていることってありますよね。

その傷から感染して化膿してしまうケースがあります。

化膿してしまうと、何かの刺激で黄色い膿がでてきてしまうことや、浸出液などの汁が出てきてしまいます。

アトピー

アトピーも浸出液がでてきてしまうことがあります。

上に書いた疾患とは違い、汁が出ることは正常な治癒過程といえます。

ですが、不潔になったり感染しやすい状態なので、悪化させないように対処していきましょう。

日頃からできる対処法・予防法は?

スキンケア

バリア機能を正常に保つためには、保湿が欠かせません。

入浴後など特に乾燥しやすい時は化粧水と乳液などの保湿剤を塗りましょう。

日中も、オイルインミストなどを常備して乾燥してきた時などに吹きかけるなど、乾燥対策を行いましょう。

洗顔料などもなるべく刺激が少ないものを選んでください。

メイクなどもなるべくナチュラルにして、ミルククレンジングやジェルクレンジングで優しく落としましょう。

摩擦を最小限に

ごしごしと肌を洗ったりしていませんか?体も顔も優しく洗いましょう。

手が顔に触れないように泡で洗うことを意識しましょう。

体の場合も、しっかり泡立てたボディソープで優しく洗いましょう。

また、タオルなどで水気をふき取るときも、ごしごしと拭くのではなく、肌を軽く抑えるように優しく拭いてあげてください。

傷が出来たら消毒しよう

切り傷、かすり傷ができたら消毒しましょう。

菌の感染を防ぐことがとても大事です。

汗をこまめにふき取ろう

汗をかいたままにしておくと肌にダメージが加わってしまいます。

タオルで優しくふき取ったり、制汗シートなどでふきとりましょう。

冷やしてかゆみを鎮めよう

皮膚炎、アトピー、湿疹はかゆみを伴うことが多いです。

かゆい時に掻き壊してしまうとさらに汁がでたり、悪化してしまいます。

かゆみを抑えるためには掻くのではなく冷やしてあげましょう。
掻かないことが大切です。

冷たいタオルやおしぼりを当てるのもいいですし、保冷剤などにタオルを巻いて使用するのもいいですね。

まとめ

いかがでしたか?

汁が出る原因や予防法・対処法を紹介しました。

皮膚炎や湿疹は汁が出ることで治りが遅くなってしまいます。

掻いたり、日頃のスキンケアで刺激を与えないようにしていきましょう。

アトピーなどは、膿や汁をだすことで治癒が早くなりますが、そこから感染などを悪化させないように保つことが大切です。

肌をいつも以上に優しく扱う、守ってあげる。という意識が大切です。

肌がかゆい!汁が出てきた!というときもあせらず対処して、健やかな肌に戻してあげましょう。


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