化粧水って腐るの?常温か冷蔵どちらがいい?消費期限ってあるの?

タイトルの通り意外と化粧水をはじめとする化粧品アイテムの使用期限や消費期限って気になりますよね!

衛生品でもあるので中身が腐ってしまったりしないか、保存には常温と冷蔵のどちらがいいのか、逆に腐らないためにどういった成分が配合されているか。

いろんな角度から化粧水や化粧品の管理方法と使用期限を調べましたので、ぜひ参考にしてみてください。



目次

化粧水は腐ってしまう?保存方法は常温か冷蔵?

まず一番はこれです!腐るのか腐らないのか!どっち?と言われたら、正直「どちらともいえない」が答えです。

例えば一般的に百貨店や化粧品専門店などで販売されている大手メーカーの化粧水は、防腐剤と呼ばれるものが配合されているものが8割以上なのではないでしょうか。

そうなると開封しない限り約3年間は中が劣化することはありません

これは結構一般的に言われているので、ご存じの方も多いと思います。

これには化粧水の中に防腐剤が配合されているためです。

開封してしまった場合の目安は大体1年前後で使い切るのがベストです。

では逆にオーガニックや無添加無香料の化粧水やそういった商品を販売しているブランドのものは、使用期限が定められているのでその期間に使い切ることが大切です。

なぜなら防腐剤や製品を長期間安定させるための成分が入っていないため、思ったような効果が出なかったり中身が劣化する可能性があるためです。

そして保存方法ですが、基本的には常温での保存で構いません

巷では冷蔵庫に入れる!という方もちらほらいらっしゃいますが、実際販売している場所や在庫を置いてある場所を思い返すと冷蔵庫に入れてあるなんてことはないですよね!


なので、そこまで神経質になりすぎる必要はないと思います。

湿度と気温がものすごく変化する場合などは、気を配る必要がありますがそうでなければドレッサーや洗面台保管で十分だと思います。


腐らないための成分ってどんなものがある?

防腐剤を配合する理由をまずは考えます。

一つはもちろん防腐のためです。

それ以外には抗菌・殺菌・静菌の効果や消臭の効果などです。

化粧水にいたってはその内容量の半分以上が水で出来ています。

お水は時間が経つと腐ってしまいますよね。

ペットボトル飲料などでも、直で飲んだり開けてしまったら飲み口や中に雑菌が繁殖するので可能な限り飲む際はコップに移して飲んだ方がいい、また開けたら常温で置いて置かずに冷蔵保存を!と言います。

だからといって飲料物に防腐剤を入れるわけにはいかないので、「開けたら早めに・・」という注意書きがされているわけです。

(例えが極端ですが、つまりそういうことです!)


よく見かける成分で多いものが、安息香酸ナトリウム、イソプロピルメチルフェノール、フェノキシエタノール、メチルパラベンなどがあります。

ですが、最近は防腐剤配合のものを苦手とする方も多いので、配合していないものやそれ以外のもので代用し、量を少なくする傾向にあります。

ここからは完全に主観ですが、防腐剤を避けて商品選びをすることがだめだとは全く思いません。

ただ、無添加無香料のものは肌に優しくはあるけれど、それ以上もそれ以下もない気がしてしまいます。。

化粧品に求めることが、効果や香りでのリラックス効果、使い心地など沢山ある方は無香料無添加のものに比べたときに必然的に成分や配合成分が増えると思うので、あまり毛嫌いせずに手に取ってみてほしいな、と思います。

その効果を出すため、使用感や機能性を感じるためには製品の安定化、成分の安定させることが大切なのでやむを得ない場合もあると考えるからです。

あとは配合量によっては防腐剤を配合していても、無添加と謳うものもあるので気にしすぎると何も手に取ることが出来なくなる気もします。




まとめ

化粧品に携わる仕事をしていると、たびたび防腐剤は悪!配合しているんだったら使いません!みたいな方に出会います。

その考えを否定する気はありませんし、その方はそれが自分にとって一番大切な選ぶための重要項目の一つであるから仕方がないことだと思います。きっと安心感が最大のポイントなんだと思うからです。

ですが、化粧品ってやっぱり美しくなるために使用するもなので、私は効果も香りも使い心地も全部手に入れたい!と思うワガママ。

そんなすべてを叶えるものとなると、多少の防腐剤は目をつむって(?)使いたいもの、使って気持ちがいいものを使った方が心も豊かになりそうな気がします!

化粧水が腐る腐らないは中に入っている成分によって左右されますが、皆さんにとってお気に入りの一本が見つかることを願っています!

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